石川県珠洲市宝立町鵜島にて、被災経験をふまえた持続可能な地域のモデル「未来知MITSUKE(みつけ)プロジェクト」。金沢大学による実証研究が始まりました。
既存の電気や水道などのインフラに頼らない自立的な「集落」をつくるというのが計画の主な趣旨で、見附(みつけ)島の近く、約2800平方メートル弱の海岸添いの土地をお借りし、最先端の技術を生かして災害があっても水や電気を自給できる「オフグリッド集落」の仕組みを準備。
具体的には海水の淡水化や、井戸水と雨水の飲料水化による水の供給。電力は太陽光発電やミニ風力発電でまかない、様々なタイプの燃料電池で蓄電。微生物を活用した汚水処理や、この土地に元々あった田畑を生かして食糧を自給し、環境影響も分析。これらの仕組みを基にコミュニティーの発展にも取り組む計画です。
2026年1月22日には、金沢大学能登里山里海未来創造センターは,信州大学アクア・リジェネレーション機構と「創造的復興に向けたオフグリッド実証実験に関する連携協定」を締結。
今後、両大学は本協定に基づいて,能登の被災地・人口減少地域をフィールドに,自立分散型の水・エネルギー供給を中核とするオフグリッドの実証実験を進めるとともに、インフラ整備にとどまらない地域コミュニティの再生・形成を通じて,能登地域の創造的復興に貢献。さらに,そこで得られる知見や成果を国内各地のみならず,海外にも発信・展開し,災害に強く持続可能な地域社会の構築に寄与していきます。
中長期に渡る取り組みによって、このオフグリット集落が今後、地域と共にゆっくりと育っていく過程に、どうぞご注目ください。
(未来知MITSUKEプロジェクトの整備イメージ図=金沢大能登里山里海未来創造センターより引用)
メディア参考リンク一覧
2025年12月4日付・北國新聞リンク→https://www.hokkoku.co.jp/articles/-/1948913
2026年1月22日付・中日新聞リンク→https://www.chunichi.co.jp/article/1197504
2026年1月23日付・金沢大学能登里山里海未来創造センターによるシンポジウム資料群リンク→https://notomirai.w3.kanazawa-u.ac.jp/news/153871/
2026年1月25日付・朝日新聞リンク→https://www.asahi.com/articles/ASV1T0TDSV1TPJLB00KM.html
2026年2月16日付・朝日新聞リンク→https://www.asahi.com/articles/ASV2G44G3V2GPJLB010M.html?iref=pc_photo_gallery_bottom