NPO法人・能登里山里海マイスターネットワーク
2020年に設立された特定非営利活動法人・能登里山里海マイスターネットワークとは、マイスタープログラム修了生を中心に結成したNPO法人です。
世界農業遺産「能登の里山里海」の保全及び地域資源の利活用、伝統文化や里山里海に関する知恵の次世代への継承に向けた調査研究、人材育成、地域コミュニティの維持活動等の取り組みを推進すると共に、これら取り組みに参加する者の交流・連携を強化し、もって持続可能な里山・里海の構築と地域社会の発展に寄与することを目的としています。
能登里山里海マイスターネットワーク理事長
恩田 健帥
私たちは、金沢大学と能登の自治体等が連携して実施する「能登里山里海(SDGs)マイスタープログラム」で学び、実践を重ねてきた修了生(マイスター)を中心に、能登の復興と持続的な地域づくりに取り組むNPO法人です。
マイスターは、里山里海の保全、文化、観光、産業、防災など、地域に必要とされる分野で知見と経験を積み重ねてきた「能登のプロ」です。培った専門性と実践力を地域の力に活かし、能登の里山里海を大切に守りながら、次の世代へつないでいくことを大切にしています。一方で、個々の取り組みだけでは仲間や協力者、必要な情報に出会いにくく、活動が単発で終わりやすいという課題も生まれます。
そこで私たちは、マイスターが継続して地域に関わり続けられるよう、繋がりと協働が生まれる環境を整えることをミッションに掲げています。マイスター同士が学び合い、情報が行き来し支え合う機会をつくり、地域団体・事業者・行政・大学などと協働につながる接点を整え、取り組みが継続し広がっていく土台を築いていきます。
私たちが目指すのは、マイスター同士の連携と協働が継続的に生まれ、地域・団体・事業が結びつくことで、能登に価値、利益と雇用が生まれ循環し、復興と未来創りが持続的に進む地域社会の実現です。そのために私たちは、「主体性の尊重」「協働の創出」「信頼と公正」「実践と改善」「成果の地域への蓄積」「次世代への継承」を大切にし、日々の運営と活動に反映してまいります。
能登の復興と未来創りは、誰か一人の力だけでは進みません。地域の皆さまをはじめ、関係団体、企業、行政、大学など、多様な方々との協働によってこそ前に進むものだと考えています。
今後とも本ネットワークの活動に、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
Profile
京都にて機械装置等に使用する金属板金部品を製造販売する企業の代表取締役社⻑を務め、2012年~業界団体である京都機械金属中小企業⻘年連絡会の代表幹事に2期就任。2022年と24年に金沢大学能登里山里海SDGsマイスタープログラム修了。23年~金沢大学の先端科学‧社会共創推進機構の研究員、NPO法人能登里山里海マイスターネットワーク理事、25年理事⻑に就任。能登へと向けられた眼差しは、石川県輪島出身の父を持ち、幼少期より能登に通い遊ぶ中で育まれた里山里海暮らしでの共生から始まっている。